しづ心なく花の散るらむ

お花見に行ってまいった。
絶好の日和。道中、車窓から見える満開の桜も圧巻。
お花見場所の桜も、今が盛りと咲き誇ってました。
はらはらと風に舞う桜をみていると、
「ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ」
と詠んだ紀友則の気持ちがわかるような。。。。
潔いから美しいとはわかっていても、もう少し咲いていて欲しいと思ってしまう。
なーんて感傷に浸りながらの一服を楽しみ私を尻目に、
同じお花見グループの人のお子様(中1・♂)が枝を揺らして、桜を散らしやがった。
大人として注意したら「受粉させてんの」だと。
さくらんぼはこの木じゃ成らないと思うよ」と言ってみたのだが、
保護者が一言「うちの子が成るって言ってるから(笑)」
あ???酒が入っててもそりゃないだろ?だから調子乗るんだよ。
そんな保護者だから、他のグループの人までもが眉をひそめるようなコトするんじゃ。
道理がわからん子どもだったらまだ可愛げもあるが、
中学にも入ってするようなことじゃないだろ?
桜は満開で申し分なくキレイだったけど、気分を害されることも多いそんなお花見でした。
とほほ。。。。