早春賦

♪春は名のみの風の寒さや 谷の鶯歌は覚えど
ときにあらずと声もたてず ときにあらずと声もたてず


大好きなうた。
立春を過ぎると、これを口ずさみ春を待つ。


駅までの道の沈丁花がひとつだけ、咲いてた。
ほかのつぼみも、ふくらんで、ふくらんで。明日には咲くかな。


日差しの色は、春めいているのに、
裏切りのように寒いのもまたよし。